太陽を取り込む空の家
四條畷の家
準防火地域に指定される、密度の高い住宅街に建ちます。敷地は北側に4mの前面道路のある袋小路に位置し、周囲を住宅で囲まれた、広がりやプライバシーを確保するのが難しい土地です。
その中で、リビング・ダイニング・キッチンに吹抜を設け、ハイサイドライトとして、プライバシーを確保しながら、日照や光を取り込むというご提案をさせていただきました。リビング・ダイニング・キッチンから見上げた窓からは、空が見え、雲が流れていく様子が、日常の中でより鮮明に感じられます。
普通の住まいにはしたくない、というお施主さまの思いから、ワインレッドとブラックの塗装に、フルオーダーの横長サッシで印象的なファサードとさせていただきました。また、スチールで制作した螺旋階段を登り、見上げると、1Fのエントランスギャラリーから2Fのリビング・ダイニング・キッチン、3Fのグランピングテラスまで立体的に空間がひろがる、印象的なインテリアとなるように考えさせていただきました。
木造軸組工法3階建て|準耐火構造
- 所在地
- 大阪府四條畷市
- 敷地面積
- 78.89㎡
- 建築面積
- 42.58㎡
- 延床面積
- 101.82㎡
- 設計監理
- 近藤晃弘建築都市設計事務所
- 構造設計
- 土屋設計
- 撮影
- 平井美行写真事務所