下地工事/兵庫県三田市
三田の庫裏_光を取り込むリノベーションは下地工事が完了し、これから仕上げ工事に入ってきます。打ち合わせ通りに下地工事を進めていただいていますので、あとは、しっかりと仕上がりを確認し、進めさせていただきます。
外観も見えてきました。シンプルで本堂の邪魔にならないような外観を意識しました。夕暮れからは本堂を灯す、灯籠のような役割も果たしますので、そちらも楽しみです。
三田の庫裏_光を取り込むリノベーションは下地工事が完了し、これから仕上げ工事に入ってきます。打ち合わせ通りに下地工事を進めていただいていますので、あとは、しっかりと仕上がりを確認し、進めさせていただきます。
外観も見えてきました。シンプルで本堂の邪魔にならないような外観を意識しました。夕暮れからは本堂を灯す、灯籠のような役割も果たしますので、そちらも楽しみです。
生野区の家_伝統のあるラグジュアリーコートハウスはお引き渡しさせていただく前に完成見学会と撮影の機会をいただくことができました。完成見学会では数組のお施主様、設計関係者さん、学生さんなど、たくさんの方々に見学いただくことができ、これまでの苦労や楽しみなどを共有していただける、充実したひとときとなりました。
エントランスは東側に大きな窓があり、朝日が差し込みます。ホワイトマーブルの磨きタイルに光が映り込み、明るく爽やかな空間となりました。洗面カウンターもホワイトマーブルの磨きタイルとし扉や壁をグレージュで合わせることで、落ち着いたラグジュアリーな空間を目指しました。
階段や手摺のデザインは特にお施主様もこだわられていた箇所ですので、窓廻りのデザイン、アクセントのタイル、お施主様お気に入りのペンダントライトをどのように組み合わせ、納めていくか、一つ一つ積み重ねてデザインさせていただきました。
階段ホールは比較的プライバシーが高く、気持ち良く、空の見えるダイナミックな空間です。3層吹き抜けの空間は迫力があります。
階段の踏み板、スチールのササラ、手摺の形状、木笠木のデザインなど試行錯誤させていただきました。下から見上げても美しく、規則性を持って、踏み板が積み重なっていきます。
オークの踏み板とオークの手摺は棟梁ら大工さんより、しっかりと納めていただきました。かな〜り、手間をかけていただいた工事です。
リビングは収納をたくさん取り、かつ、飾れるスペースも確保させていただきました。当初お施主様のイメージを伺ったときから、グレージュ、ホワイト、グリーン、ゴールドの組み合わせを考えていましたが、想像通り、上質に仕上げることができました。
ダイニングキッチンはホワイトを中心にインテリアを検討させていただきました。中庭に面することで、光を取り込むことができ、間接照明も相俟って、温かみのある空間となりました。
リビング、ダイニングキッチン、中庭を見ます。ダイニングキッチンは天井高さ2600mm、リビングは天井高さ3350mmとし、開放的な空間とさせていただきました。3階建ての耐火建築物でこの開放感を実現するために、デザインはもちろん、法規、構造も様々な工夫を凝らしています。
リビングから中庭を見ます。天井高さ3350mmの空間で、天井はオークの羽目板貼りとさせていただきました。建築、家具、カーテンなどトータルでコーディネートされ、落ち着いた上質な空間となりました。
撮影では北浜の植栽屋さんEN/PIREの山本さんに、素敵な観葉植物をご協力いただくこともでき、良い感じに撮影できました。撮影にお貸しいただいたフランスゴムの木は可愛すぎて、事務所にて引き取りさせていただき、これから立派に育てていく予定です。山本さんありがとうございます。そして芦屋の家もよろしくお願いいたします。
お施主様とは初めてお会いさせていただいてから2年と3ヶ月ほどになります。60代70代のお施主様ご夫妻がコロナを機に、20年間、何度も諦めかけられた家づくりを決断されました。その思いに感激し、必ず自分が、誠実に、全てがうまくいくように、考えさせていただきたいと必死に取り組んできました。
途中、土地形状の変更があり、まとめ上がっていたプランをすべてやり直したり、何度も何度もショールームに足を運び、一緒に決めていただいた仕様が、ある日、全く別の仕様に決まったり、タイルの仕様が設計打ち合わせ時から、ほぼ全て変更があったりと、仕様が決まったと思ったら次の日にはやっぱり、、、と、ずっと大丈夫かな〜と、ハラハラドキドキでした笑
一度だけ、気持ちの余裕がなくなり、当初の思いに答えることができない、と考えてしまうことがありました。そう考えた次の瞬間には、大きな後悔と、申し訳なさでいっぱいになり、必ず、最高の形でお引き渡ししようと、また、心に誓いました。
ですから、工事が思うように進まず3ヶ月遅れたり、何度も決定と伝えた仕様の商品が発注できていなかったり、なかなか連絡の取れない工務店さん、、、とも辛抱強く協議し、進めていくことができました。
いよいよお引き渡しという時に、お施主様より「こんなに素敵な家にしてくれてありがとうございます。はやく住みたいです!」と興奮気味にお言葉を頂いた時にようやく、ああ、この仕事はきっと自分にしかできなかったのだと、本当に誇らしく、嬉しく、初めて自分を褒めてあげたいと思いました笑。
もう少し工事は残り、お引越しごもご迷惑をおかけしてしまいますが、20年越しの新生活をこれから満喫いただけるよう、しっかりと進めさせていただきます。
最後に、工事監理からは特にスタッフのTちゃんがいてくれなければ、前向きに、楽しく進めれていなかったと思います。本当に頑張ってくれてありがとう、支えてくれてありがとう。
芦屋の家_内と外が繋がるラグジュアリーコートハウスは足場がとれ、外構工事に入っています。前面道路に面します、駐車場のコンクリート塀の型枠が組み上がっています。道路側は交通量の多いため、防音等も考え閉じたデザインとさせていただきました。
コンクリート塀の奥がエントランスになります。高低差のある土地のため、階段で上り、エントランスにアクセスします。
駐車スペースの塀は杉板型枠の打放しとなります。打放しコンクリートは一発勝負ですのでとにかく神経を使います。杉板の仕様やパネル割りやセパ割りを入念に打ち合わせ、打設へと進んで行きます。緊張感がすごいです笑
隣地境界廻りのフェンス工事も進めていただいています。CB罪の上に目隠しフェンスを立て、プライバシーを図ります。
生野区の家_伝統のあるラグジュアリーコートハウスは仕上げ工事を進めていただいています。LDKの壁、天井のベースはホワイトの漆喰塗装になります。ホワイトと明るめのグレージュの組み合わせでまとめています。
階段ホール廻りは漆喰左官の養生を進めていただいています。洗面室には洗面台の家具が入り、ようやく完成形が見えてきました。
寝室は塗装、クロスとも仕上がり、エアコンの取り付けを進めていただいています。バルコニーのスチール手摺が取り付き、これからタイルを貼っていきます。
中庭廻りもほぼほぼ仕上がり、スチール笠置の塗装をしていただいています。中庭には日照が入り、気持ち良いです。お引き渡し、お引越しまであと少し、頑張っていきましょう!
芦屋の家_内と外が繋がるラグジュアリーコートハウスは天井の板貼りが完了しました。クリア塗装も終わっていますので、濡れ色に仕上がり、しっかりとした色味に見えています。
ダイニングから中庭を見ます。境界際にコンクリートの塀を立て、プライバシーを確保しながら、緑を入れて、落ち着いた空間に仕上げていきます。
カーテンボックスやガラスパーティションの取り合いも綺麗に納めていただきました。羽目板貼りが繋がるように貼り方を工夫していただいています。
吹田の家_緑と中庭のリゾートハウスは植栽を植え込んでいただき、その立会いに伺わせていただきました。搬入やコストもあり高さは3m程度までとさせていただき、成長を楽しんでいただける計画になっています。
エントランスからはミモザ、シマトネリコ、アオダモをメインに楽しめるように配置させていただきました。エントランスとリビング、両側から確認しながら、それぞれの位置や向きを調整させていただきました。磨きタイルに植物が映り込み、また違った楽しみ方のできる空間になりました。
地被は割栗石を敷き詰めることで、見栄えであったり、乾燥を防いだり、防草性であったりを考えさせていただきました。
ダイニングキッチンからも美しく緑を眺めることができます。家の中に緑があるのは本当に素敵で、心が落ち着きます。梅雨を越えて夏がきて、成長が楽しみです。
中庭からの雰囲気も良いです。植栽の向こうにエントランスが見えます。
リビング横の窓からも緑が見えるように考えさせていただきました。こちらは常緑ヤマボウシ、アオダモ、イロハモミジ、アジサイなど落葉樹で、今はまだ葉のないものが多いですが、良い雰囲気に仕上がってくれると思います。
リビングと中庭が一体となり繋がります。光が入り、風が抜け、緑を楽しめる、プリミティブな建築と人との関わりが心地良いと考えます。
芦屋の家_内と外が繋がるラグジュアリーコートハウスは柱を敢えて無くして、コーナーにガラスを納めていただいています。そうすることで、軽快でより外と繋がる空間になります。2階ホールからも中庭やリビングを眺めることのできる楽しい居場所です。
生野区の家_伝統のあるラグジュアリーコートハウスは外壁のタイル貼りや塗装工事、ガラスの取付が完了し、念願の外観を見ることができました。良い色味に良い石目、ブラックグレーのガラスも格好良く、イメージ以上に仕上げていただきました。
階段廻りのアクセントタイルも美しく納まりました。ブラックとグレーのラインでメリハリをつけたデザインをご提案させていただきました。手摺の笠木は階段と同材のオークとし、シャープだけれど温かみのあるデザインとさせていただきました。
中庭やリビング廻りのタイルもしっかりと納めていただき、感無量です。特にお施主さまに気に入っていただいたグレージュの磨きタイルが空間の内外に繋がり、一体感が出てきました。
生野区の家はお施主さまのご好意により3月12日日曜日に完成見学会を開催させていただくことになりました。ご興味ありましたら、お気軽にご連絡等お待ちさせていただきます。
生野区の家_伝統のあるラグジュアリーコートハウスは寝室(セカンドリビング)の天井の板貼りを進めていただいています。割付をきちんと考えていただき綺麗に納めていただきました。
間接照明や壁との取り合いも天井底目として綺麗に納めていただきました。底目はシナやメラピーの小口テープを貼ってもらい、そこも綺麗に見えるように心がけています。
カーテンボックスも建築でつくっていただき、空間に馴染むよう考えさせていただきました。
さて、生野区の家はお施主さまのご好意により3月12日日曜日に完成見学会を開催させていただくことになりました。ご興味ありましたら、お気軽にご連絡等お待ちさせていただきます。
芦屋の家_内と外が繋がるラグジュアリーコートハウスは天井下地が概ね完成しました。天井高さが確認でき、実際のスケール感が出てきました。リビング廻りでは羽目板貼りの天井となりますので、構造用合板下地としています。
クロス下地のボード貼りも完了し、寝室の下がり天井部分もきちんと作成いただきました。下がり天井には間接照明を仕込み、雰囲気をつくっていきます。これから壁のボード貼り、設備の開口と進み、仕上げ工事に入っていきます。
私たちは、デザインで日常をよりゆたかにすることをコンセプトに建築を手掛けています。
「自然」との関わり、「まち」との関わり、「人」との繋がりを想像し
自由にふるまえ、永く愛着のもてる、日常を楽しむことのできるデザイン
「シンプル」で「ゆたか」な、建築をつくりたいと考えています。
建築づくりは、クライアント・設計者・施工者がコミュニケーションを重ねながら進めていきます。
ご要望やご質問がありましたら、おっしゃってください。誠心誠意お答えさせていただきます。
信頼関係を築いていくことが、何より大切なことと考えます。
ひとつひとつのコミュニケーションが、安心感や納得度につながります。
私たちはクライアントとともに考え、つくっていきたいと考えます。
一級建築士事務所 近藤晃弘建築都市設計事務所
近藤晃弘建築都市設計事務所は大阪・神戸・京都を中心に、日本全国で建築の設計監理を行う設計事務所です。常に建築のプロフェッショナルであることを自覚し、デザイン、テクニカル、コスト、全てにおいて責任のある設計を目指し、きめ細やかなサービスを心がけています。