武庫川女子大学見学/西宮市甲子園
武庫川女子大学の甲子園会館を見学する機会があり、行ってきました。
甲子園会館はもともとは甲子園ホテルとして1930年(昭和5年)に竣工しました。その後、11年ほどホテルとして運営されましたが、戦争によりホテルは閉鎖され、海軍病院・米軍の将校宿舎として使用されてきました。
そして1965年(昭和40年)に武庫川学院が譲り受け、教育施設として再生しました。現在は武庫川女子大学の建築系の学生により製図室などとして利用されています。
設計はフランク・ロイド・ライトの弟子・遠藤新氏です。
水平に伸びるプランやデザイン性はライトそのもののようです。
レリーフのある列柱
レリーフが影となって
陰影が美しく模様をつくる。
一見、ランダムに貼られたようなタイルも
実は全てデザインされている。
柔らかい間接照明が美しい。
学生の製図室
ドラマに出てくるような
レトロな雰囲気のキャンパス
こんなところで学べたなら幸せだろう。
屋上はおおきなテラス
ぼくが生徒だったら、ここで黄昏れる(笑)
工作室には建築模型が置いてある
懐かしい趣を感じる。
天井に障子のはめ込まれたホール
和の要素を取り込んでいる。