先日、電車とバスを乗り継ぎ、猪名川霊園へ建築探訪に行ってきました。イギリスの建築家、デイヴィッド・チッパーフィールド氏の設計を満喫してきました。

プリミティブな建築、光をどのように取り込み、どのように風景を取り込むか、または、切り離すか。純粋に美しく、気持ちの良い建築をつくることに終始されています。建築を通して光を見せているのがよくわかります。

空間の構成から素材まで、良い建築だな〜と感激しました。私も純粋に建築を追いかけて行きたい、と強く思いました。

中庭から向こう側の墓地を見ることができるのも、切り離されていない感があり、とても共感できます。

高槻の店舗付住宅＿ミニマムへアサロンは中間検査を無事、完了いたしました。立ち上がった３階建てのヴォリュームはなかなかのスケール感です。構造用の外張り合板を施工いただいています。

内部はしっかりと筋交いを入れ、耐力を確保しています。それに伴い、構造金物もしっかりと計画させていただいています。３階建ての１階部分は、特に光の入りにくい場所です。今回はヘアサロンのサービス的に使用されることもあり、隣地との間を1mほど空けて計画していますが、それでも光は届きにくいです。

２階のLDKは光の差し込む空間です。できるだけプライバシーの確保された空間も目指しています。それは、もう少し工事が進んできますと、お分かりいただけると思います。楽しみ楽しみ。

３階も明るく開放的な空間となりますが、今はまだ、サッシ開口が空けられていませんので、写真では暗いのです。実際は眺望も良好で、楽しめる空間となりそうです。これから、お施主さま、工務店さん、とも打ち合わせを重ね、きちんと完成・お引き渡しさせていただけるように進めていきます。

吹田の家＿眺望のスキップフロアハウスは無事、中間検査を完了させていただきました。外観からもお分かりいただけるように、約２mの高低差のある難しい敷地を、スキップフロアとすることで、とても魅力的に解決できていると思います。

準防火地域ですので、２階建てで、いわゆる４号建築として確認申請をクリア出来たことも、このプロジェクトの実現のおおきなポイントでした。棟上げを終え、苦労が報われた感があります。といいましても、工事はこれからが本番です。

アプローチにはスギ型枠のコンクリート打ち放し壁がアイストップとして、立ち上がりました。この手前には植物を植えていただく予定です。緑とコンクリートが美しい空間をつくってくれるでしょう。

階段も良い感じで納めていただきました。４つのフロアレベルをつなぐ階段ホールはかなりインパクトのある空間です。

リビングは大きく、１.５寸勾配の天井になります。最高３.３mの天井高さになり、大きな窓からは視界がひらけます。天井はナラの羽目板貼りで、こちらも楽しみです。

高槻の店舗付住宅＿ミニマムへアサロンは、棟上げを終え、上棟式を執り行わさせていただきました。これから本格的に工事が始まりますので、気持ちを引き締めて、頑張らさせていただきます。

３階建ての住宅になりますので、２階建てのお隣と比較し、おおきく立ち上がっています。角地の、お店にはとても良い立地です。

１階はヘアサロンと和室、水廻りになります。道路面以外は隣家に囲まれ、光が入らない状態ですので、道路側に窓を設ける計画させていただいています。

２階はリビングになります。光が入り、明るいテラスに面した場所となります。視線も気になりにくいように計画させていただいています。

３階は主寝室と子供室になります。周囲は２階建てが多いので、かなりひらけた印象になります。窓からの眺めが楽しそうです。ロフト空間も楽しい空間となりそうです。

豊中の家＿グランピングリゾートマンションリノベーションの工事見積もりのために、工務店さんに現地説明をさせていただきました。工事内容とマンションの工事規約の掲載された冊子がありましたので、その辺りもご説明させていただきました。

お見積もりいただき、年内の解体、年明けから工事にかかり、3月末のお引き渡しで進めさせていただいています。眺望がよく、大きな平面空間のマンションで、とても楽しみなプロジェクトです。

宝塚の家＿眺望のスカイリビングハウスは実施設計図書が概ねまとまりました。これから工務店さんにお見積もりを依頼させていただく予定です。来年から工事にかかり、夏ごろのお引き渡し、で進めています。たくさんの思いの詰まった設計図となりました。

吹田の家＿眺望のスキップフロアハウスのリビングのテレビ廻りのインテリアを再検討させていただき、ご提案させていただきました。グレーかブラックの素材感のあるタイルを使用した、上質なインテリアとなります。バランス、スケール感、共に良し、です。

ダイニングキッチン側のグレーブラウンのタイルとの相性もよく考え、素材のご提案をさせていただく予定です。

宝塚市にてプレゼンテーションをさせていただきました。３つの中庭のあるお住まいで、敷地の高低差に合わせて、リビングやダイニング、和室や中庭にレベル差のある、面白いお住まいとなります。

プライバシーを確保しながら、光を取り込んだ、上質なインテリアのお住まいを目指しています。

北摂の家＿中庭のあるアートハウスの完了検査と設計検査をさせていただきました。完了検査は無事合格し、検査済証と長期優良住宅の完了報告書にも受理いただきました。

設計検査は細かなデザインや納まりの確認、仕上がりの状態の確認をさせていただきました。いくつか指摘はさせていただきましたが、良い仕上がりで、安心しました。

和室と外構が残っていますが、これからお引き渡しまで、しっかりと完成させ、お引き渡しさせていただきます。シンプルにこだわった、素敵なお住まいとなります。

先日、大阪市が主催しています、「生きた建築ミュージアムフェステバル」に参加してきました。大阪市内で近くにあっても、普段は見れない建築を見れるということで、いくつか散策してきました。

印象的でした、安藤忠雄さん設計の「日本橋の家」は、３層吹抜のおおきなスリガラスの空間（リビングなのでしょうか？）に光が入り、固いコンクリートの壁面を、美しく、そして柔らかく照らしています。コンクリートの質感まで変えてしまう光の面白さと、小さい建物ならではの細やかなスケール感が心地いい、落ち着いた空間でした。

次に印象的でした１９２５年竣工の「船場ビルディング」はレトロで活気のあるオフィスビルです。エントランスを入ると中庭があり、緑が植えられていました。この中庭空間は荷馬車などを引き込むために設けられたそうで、今となってはとても貴重で、気持ちの良い空間でした。

中庭に面してオフィスが向かい合わさっています。何ともいえない良い雰囲気です。

地階への階段手摺には間接照明もありました。

更に屋上には庭園がありました。ここで打ち合わせとかできたら、気持ちが良さそうです。空きがでたら事務所を移転したいな〜と、企んでいます。