akihiro kondo architecture 近藤晃弘建築都市設計事務所

外構工事/大阪市生野区

生野区の家_伝統のあるラグジュアリーコートハウスはお引越しから、約3週間、外構工事も概ね完了しました。シャッターや門扉も無事取り付き、コンクリートの補修を残すのみです。

この日は、天気が良かったので急遽、外観写真の撮影にお伺いさせていただきました。絵画の取り付けのご相談等もあり、お住まいの中は絵画や思い出の品々ででいっぱいです。

2023.04.26/

夕景の撮影/大阪市生野区

生野区の家_伝統のあるラグジュアリーコートハウスは夕景の撮影をさせていただきました。夕景の撮影は薄暮のタイミングを見ながら、外部の照明を灯し、内部の照明を絞り、撮影に臨みました。

夕景でも、キッチンから中庭を楽しむことができ、アウトドアファニチャーや植物を置いていただくと、さらに雰囲気が出て、気持ちよくお住いいただけそうです。

リビングからダイニングキッチンを見ます。夕景となりますと、より間接照明が柔らかく馴染み、素敵な空間になります。

リビングは間接照明を天井に当たるように計画させていただいていますので、それだけでふわっと照度がとれています。

リビングから中庭を見ます。リビングは吹き抜け天井にオークの板貼りとしていますので、ダイニングキッチンとは空間が柔らかく分節されています。コートハウスの良さは、生活の中で常に中庭を楽しむことができるところです。光や緑を安心の中で楽しむことができます。

WICもしっかりと作り込みをさせていただきました。既製品を使用したり、造作工事とすることで、コストも抑えるよう、考えさせていただきました。

トイレやホールの飾り棚も間接照明を組み込み、デザインさせていただきました。それぞれのトーンを整え、コーディネートしています。

お引き渡し前/大阪市生野区

生野区の家_伝統のあるラグジュアリーコートハウスはお引き渡しさせていただく前に完成見学会と撮影の機会をいただくことができました。完成見学会では数組のお施主様、設計関係者さん、学生さんなど、たくさんの方々に見学いただくことができ、これまでの苦労や楽しみなどを共有していただける、充実したひとときとなりました。


エントランスは東側に大きな窓があり、朝日が差し込みます。ホワイトマーブルの磨きタイルに光が映り込み、明るく爽やかな空間となりました。洗面カウンターもホワイトマーブルの磨きタイルとし扉や壁をグレージュで合わせることで、落ち着いたラグジュアリーな空間を目指しました。

階段や手摺のデザインは特にお施主様もこだわられていた箇所ですので、窓廻りのデザイン、アクセントのタイル、お施主様お気に入りのペンダントライトをどのように組み合わせ、納めていくか、一つ一つ積み重ねてデザインさせていただきました。

階段ホールは比較的プライバシーが高く、気持ち良く、空の見えるダイナミックな空間です。3層吹き抜けの空間は迫力があります。

階段の踏み板、スチールのササラ、手摺の形状、木笠木のデザインなど試行錯誤させていただきました。下から見上げても美しく、規則性を持って、踏み板が積み重なっていきます。

オークの踏み板とオークの手摺は棟梁ら大工さんより、しっかりと納めていただきました。かな〜り、手間をかけていただいた工事です。

リビングは収納をたくさん取り、かつ、飾れるスペースも確保させていただきました。当初お施主様のイメージを伺ったときから、グレージュ、ホワイト、グリーン、ゴールドの組み合わせを考えていましたが、想像通り、上質に仕上げることができました。

ダイニングキッチンはホワイトを中心にインテリアを検討させていただきました。中庭に面することで、光を取り込むことができ、間接照明も相俟って、温かみのある空間となりました。

リビング、ダイニングキッチン、中庭を見ます。ダイニングキッチンは天井高さ2600mm、リビングは天井高さ3350mmとし、開放的な空間とさせていただきました。3階建ての耐火建築物でこの開放感を実現するために、デザインはもちろん、法規、構造も様々な工夫を凝らしています。

リビングから中庭を見ます。天井高さ3350mmの空間で、天井はオークの羽目板貼りとさせていただきました。建築、家具、カーテンなどトータルでコーディネートされ、落ち着いた上質な空間となりました。

撮影では北浜の植栽屋さんEN/PIREの山本さんに、素敵な観葉植物をご協力いただくこともでき、良い感じに撮影できました。撮影にお貸しいただいたフランスゴムの木は可愛すぎて、事務所にて引き取りさせていただき、これから立派に育てていく予定です。山本さんありがとうございます。そして芦屋の家もよろしくお願いいたします。

http://www.enpire.jp/

お施主様とは初めてお会いさせていただいてから2年と3ヶ月ほどになります。60代70代のお施主様ご夫妻がコロナを機に、20年間、何度も諦めかけられた家づくりを決断されました。その思いに感激し、必ず自分が、誠実に、全てがうまくいくように、考えさせていただきたいと必死に取り組んできました。

途中、土地形状の変更があり、まとめ上がっていたプランをすべてやり直したり、何度も何度もショールームに足を運び、一緒に決めていただいた仕様が、ある日、全く別の仕様に決まったり、タイルの仕様が設計打ち合わせ時から、ほぼ全て変更があったりと、仕様が決まったと思ったら次の日にはやっぱり、、、と、ずっと大丈夫かな〜と、ハラハラドキドキでした笑

一度だけ、気持ちの余裕がなくなり、当初の思いに答えることができない、と考えてしまうことがありました。そう考えた次の瞬間には、大きな後悔と、申し訳なさでいっぱいになり、必ず、最高の形でお引き渡ししようと、また、心に誓いました。

ですから、工事が思うように進まず3ヶ月遅れたり、何度も決定と伝えた仕様の商品が発注できていなかったり、なかなか連絡の取れない工務店さん、、、とも辛抱強く協議し、進めていくことができました。

いよいよお引き渡しという時に、お施主様より「こんなに素敵な家にしてくれてありがとうございます。はやく住みたいです!」と興奮気味にお言葉を頂いた時にようやく、ああ、この仕事はきっと自分にしかできなかったのだと、本当に誇らしく、嬉しく、初めて自分を褒めてあげたいと思いました笑。

もう少し工事は残り、お引越しごもご迷惑をおかけしてしまいますが、20年越しの新生活をこれから満喫いただけるよう、しっかりと進めさせていただきます。

最後に、工事監理からは特にスタッフのTちゃんがいてくれなければ、前向きに、楽しく進めれていなかったと思います。本当に頑張ってくれてありがとう、支えてくれてありがとう。

仕上げ工事/大阪市生野区

生野区の家_伝統のあるラグジュアリーコートハウスは仕上げ工事を進めていただいています。LDKの壁、天井のベースはホワイトの漆喰塗装になります。ホワイトと明るめのグレージュの組み合わせでまとめています。

階段ホール廻りは漆喰左官の養生を進めていただいています。洗面室には洗面台の家具が入り、ようやく完成形が見えてきました。

寝室は塗装、クロスとも仕上がり、エアコンの取り付けを進めていただいています。バルコニーのスチール手摺が取り付き、これからタイルを貼っていきます。

 中庭廻りもほぼほぼ仕上がり、スチール笠置の塗装をしていただいています。中庭には日照が入り、気持ち良いです。お引き渡し、お引越しまであと少し、頑張っていきましょう!

タイル工事/大阪市生野区

生野区の家_伝統のあるラグジュアリーコートハウスは外壁のタイル貼りや塗装工事、ガラスの取付が完了し、念願の外観を見ることができました。良い色味に良い石目、ブラックグレーのガラスも格好良く、イメージ以上に仕上げていただきました。

階段廻りのアクセントタイルも美しく納まりました。ブラックとグレーのラインでメリハリをつけたデザインをご提案させていただきました。手摺の笠木は階段と同材のオークとし、シャープだけれど温かみのあるデザインとさせていただきました。

中庭やリビング廻りのタイルもしっかりと納めていただき、感無量です。特にお施主さまに気に入っていただいたグレージュの磨きタイルが空間の内外に繋がり、一体感が出てきました。

生野区の家はお施主さまのご好意により3月12日日曜日に完成見学会を開催させていただくことになりました。ご興味ありましたら、お気軽にご連絡等お待ちさせていただきます。

天井の羽目板貼り/大阪市生野区

生野区の家_伝統のあるラグジュアリーコートハウスは寝室(セカンドリビング)の天井の板貼りを進めていただいています。割付をきちんと考えていただき綺麗に納めていただきました。

間接照明や壁との取り合いも天井底目として綺麗に納めていただきました。底目はシナやメラピーの小口テープを貼ってもらい、そこも綺麗に見えるように心がけています。

カーテンボックスも建築でつくっていただき、空間に馴染むよう考えさせていただきました。

さて、生野区の家はお施主さまのご好意により3月12日日曜日に完成見学会を開催させていただくことになりました。ご興味ありましたら、お気軽にご連絡等お待ちさせていただきます。

階段の踏み板/大阪市生野区

生野区の家_伝統のあるラグジュアリーコートハウスは棟梁により階段の踏み板が完成しました。とても複雑な納まりでしたので、お手間をたくさんかけていただき、良い感じに仕上げていただけました。床の磨きタイルとの組み合わせも素敵です。

徐々に仕上げも見え始め、楽しくなってきました。エントランスからは階段吹き抜けを介してライトコートを見ることができます。ここは観葉植物などを置いていただくには絶好のスペースです。

EVの設置/大阪市生野区

生野区の家_伝統のあるラグジュアリーコートハウスは内部ではEVの設置や大工さんによる下地、仕上げ工事を進めていただいています。

リビング廻りはフローリング貼りを進めていただいています。オークを少しグレーに着色したフローリングで、通常のオークよりトーンが落ち着き、キッチンや壁のホワイトとの組み合わせが楽しみです。

階段踏み板の加工も進めていただいています。フローリングを加工して一段一段手間をかけて作っていただいています。3階建てですので踏み板も多く大変です。。。棟梁、ありがとうございます!良い感じに仕上げていただき、完成がとても楽しみです。



先日、比較ビズさんのHPにて、大阪市のデザインに強いおすすめ設計事務所7選に選定いただきました。光栄なことでとても嬉しく思います。これからも頑張っていこうと思いました。

https://www.biz.ne.jp/

https://www.biz.ne.jp/list/design-engineering/27_oosaka/osakashi/

外壁下地/大阪市生野区

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生野区の家_伝統のあるラグジュアリーコートハウスは外壁の下地工事に入っています。通気胴縁の上にサイディングを貼り、塗装をしていきます。今回は塗装を吹付けた後、ローラーで模様を出していく特殊な仕上げになります。

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道路側のファサードはコンクリート打ち放しの塀と、大理石調のタイルとグレーブラックのガラスを組み合わせたデザインとしています。今までにない試みですので、特に楽しみです。

下地工事②/大阪市生野区

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生野区の家_伝統のあるラグジュアリーコートハウスは下地工事を徐々に進めていただいています。スチールの階段もしっかりと美しく納まっています。踏み板はフローリングと無垢板を加工した厚みのある踏み板の予定で、見応えのあるデザインを考えさせていただいています。

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エントランスの折り上げ天井のバランスやスケール感も心地よく納まっています。大きな窓のある明るいエントランス空間となります。床は磨きのタイル、壁にも一部磨きのタイルがアクセントとなり、ベースは塗装で落ち着いた仕上がりとなる予定で楽しみです。

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私たちは、デザインで日常をよりゆたかにすることをコンセプトに建築を手掛けています。
「自然」との関わり、「まち」との関わり、「人」との繋がりを想像し
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近藤晃弘建築都市設計事務所は大阪・神戸・京都を中心に、日本全国で建築の設計監理を行う設計事務所です。常に建築のプロフェッショナルであることを自覚し、デザイン、テクニカル、コスト、全てにおいて責任のある設計を目指し、きめ細やかなサービスを心がけています。

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