見積り依頼と現場説明/大阪市住之江区
南港の家_木のマンションリノベーションのお見積もりを施工業者さん3社に依頼するため、現場説明をさせていただきました。3社それぞれの視点や考え方が見えてくる説明会でした。2週間後に見積もりの受け取り、ドキドキです。
本日はポッキーの日、甘いものを食べて、頑張ります。

南港の家_木のマンションリノベーションのお見積もりを施工業者さん3社に依頼するため、現場説明をさせていただきました。3社それぞれの視点や考え方が見えてくる説明会でした。2週間後に見積もりの受け取り、ドキドキです。
本日はポッキーの日、甘いものを食べて、頑張ります。

耐震等級3の構造検討をしています。耐震等級3とは分かりやすく言うと、建築基準法の1.5倍の耐力を持たせた強度の等級で(耐震等級2が建築基準法の耐力の1.25倍)、建築基準法の1.5倍の壁量があることになります。その壁をバランス良く配置していくことが基本です。
また、建築基準法の4号特例では問われない、水平構面の検討も必要となります。そのため、スキップフロアやおおきな吹抜が設けにくくなります。不可能ではありませんが、いろいろと制約がでてきてしまいます。
トライ&エラーを繰り返しながら、検討を重ねています。

南港の家_木のマンションリノベーションの実施設計図書がまとまりました。この内容で数社、2週間ほどでお見積もりいただき、施工業者の選定に入ります。
スギを中心に木をふんだんに使った、美しい住まいです。打ち合せを重ねとても良い住まいとなっていて楽しみなのですが、まずはお見積もりですね。

宝塚の家_太陽を取り込む家は大工さんによる造作工事が進行中です。キッチンバックの収納棚や趣味室のデスクやレコード棚、洗面カウンターを集成材でつくっていただいています。入念に計画した空間が見えてきました!

リビングのおおきな窓にもロールスクリーンボックスを作成いただきました。真南に面した窓なので、冬場は日照が得られるのはありがたいのですが、ちょっと眩しすぎるかもしれませんので。

趣味室のカウンター越しに眺望が望めます。おおきなテラスにはハンモック用の金物も取り付けていただています。気持ちの良い空間になっています。

トイレに面した、ちいさな洗面カウンターも造作していただいています。ここには丸い洗面ボウルと丸い鏡を取り付けていただく予定です。

階段にも手摺が取り付きました。ほぼほぼ図面通りに仕上げていただいています。この上から木を被します。スチール階段は全てブラックで塗装します。

外壁のカラーベストもほぼほぼ張り終えていただいています。ライトグレーのよい雰囲気に仕上がっています。サッシのブラックとも良い相性になっています。ここはインナーガレージといってよいのか分かりませんが、雨に濡れずエントランスまでたどり着けるように計画しています。

南側の眺望面のファサードも現れてきました。ご近所さんからは良い意味で目立つことになるでしょうか。足場が外れるのが楽しみです。引き続き、慎重に進めていきたいと思います。

狭山の家_緑と水盤のある中庭の家は擁壁の改修工事と地盤改良工事を行っています。設計のポイントは2つ、柱状改良を支持層まで到達させ、建物の荷重がかかるようにすること。擁壁からの安息角をとることで、仮に擁壁が崩れてしまったとしても建物には影響のないようにすることです。

掘っていくと、柔らかい盛り土が確認されます。宅地造成時に平らにしたところの掘削土を盛って、ひな壇上に造成しています。支持層のある3m下まで地盤改良していきます。

擁壁も一部改修します。大谷石の見知ブロックを奇麗に撤去し、割り付けを合わせて積んでいく予定です。現在の規格の大きさや石の産地、表面の仕上がりが違うので、一体というわけにはいかないと思いますが、既存の擁壁は高圧洗浄で汚れを落とし、様子を見ながら合わせていく予定です。

太陽を取り込む家は内部造作工事が進行しています。フローリング貼りが完了し、子供室のアーチ型ドア枠も完成しています。大工さん曰く、かなり難しかったそうですが、奇麗につくっていただいています。間接照明のラインが真っ直ぐに通っているのも良い感じです。省令準耐火構造のため間仕切り壁上部にグラスウールを充填しています。天井の石膏ボードもt=9.5mm2重貼りです。
南に面しておおきな窓があるのでとても明るく、プライバシーも守られているのでとても気持ちいいです。

一方、外部はといいますと、屋根の板金工事は完了済です。今回は遮熱タイプでフッ素コート仕様のガルバリウム鋼板なので色合いも少し落ち着いたもので、こちらも奇麗に葺いていただいています。サッシと笠木部分の納まりも美しく納めていただきました。

おおきなテラスも軒天と外壁、笠木が奇麗に納まっています。ハンモック用の金物も取り付けていただきました。こちらの外装はサイディングに塗装で仕上げていきます。

ファサード面はカラーベスト下地が完了しています。黄色い通気性能のある防水シートの上から、一枚一枚カラーベストを貼っていくことになります。順調に進んでいます。

簡単なものですが、3Dにて検討用の外観モデルを作成しています。これをいろいろな角度から眺めながら検討、調整していきます。実際の建物のスケールがわかるのでとても優れものです。
このプロジェクトは半分以上が平屋になっていますので、とてもリゾート感があります。平屋は少しコストがかかるのですが、とても魅力的ですよね。なんだかすごく良いものができそうな予感が。。。まあ、採用していただけたらなのですが。

大安吉日、狭山の家_緑と水盤のある中庭の家の地鎮祭を執り行いました。狭山神社から宮司さんにきていただき、工事の無事と安全をお祈りいたしました。周囲から一段あがった、角地で変形地なので、ご近所からとても目立ちます。2階からはなんとPLの花火が見える予定です。

四方祓ではご家族4人で敷地の四隅をお祓い、お清め、いただきました。ご近所さまにも工事のご挨拶に伺いまして、いよいよ工事が始まります。お施主さま、引き続きよろしくお願いいたします。

宝塚の家_太陽を取り込む家は吹付断熱が完了し、天井の石膏ボードを貼っていただいています。勾配屋根なりの天井勾配がとても心地良いです。吹付断熱もしっかりと充填していただいています。今回、2階リビングかつフラット35金利Aプラン省エネ基準のため、天井は160mm吹付けています。

天井に計画しました間接照明も形つくられています。打ち合せ通り、進めていただいています。レンジフード取付用のボルトも設置完了しています。

現場からの眺めは本日も良い景色です。遮熱シートを入れているので、シートが銀色に輝いています。この上にサイディングを貼り、塗装(ホワイト)を予定しています。外壁はサイディング+塗装の他に、カラーベストを採用しており、新しいことにチャレンジしているので、仕上がりがとても楽しみです。引き続き詳細を詰めていきます。

10月15日(土)・10月16日(日)と 大阪ガス ハグミュージアム 4F キッチンスタジオ ミニにて開催させていただきました「設計事務所の仕事展」が無事終了いたしました。ご来場いただきましたお客さま、開催にご協力いただきました大阪ガスさま、ご参加いただきました建築家の皆さま、本当にありがとうございました。
「建築家さがしの杜」は今年の始めにスタートし、ようやく一歩前に動き出したところです。これからもっと面白い活動をしていけるように頑張ります。
今年12月には梅田グランフフロントのサンワカンパニーショールームをお借りして、イベントさせていただくことも決まっています。そこでは少し変わった企画展「建築家の頭の断面展」を開催させていただき、私たち建築家をより楽しみながら、知っていただく機会となるような展示を目指しています。
私たちは、デザインで日常をよりゆたかにすることをコンセプトに建築を手掛けています。
「自然」との関わり、「まち」との関わり、「人」との繋がりを想像し
自由にふるまえ、永く愛着のもてる、日常を楽しむことのできるデザイン
「シンプル」で「ゆたか」な、建築をつくりたいと考えています。
建築づくりは、クライアント・設計者・施工者がコミュニケーションを重ねながら進めていきます。
ご要望やご質問がありましたら、おっしゃってください。誠心誠意お答えさせていただきます。
信頼関係を築いていくことが、何より大切なことと考えます。
ひとつひとつのコミュニケーションが、安心感や納得度につながります。
私たちはクライアントとともに考え、つくっていきたいと考えます。
一級建築士事務所 近藤晃弘建築都市設計事務所
近藤晃弘建築都市設計事務所は大阪・神戸・京都を中心に、日本全国で建築の設計監理を行う設計事務所です。常に建築のプロフェッショナルであることを自覚し、デザイン、テクニカル、コスト、全てにおいて責任のある設計を目指し、きめ細やかなサービスを心がけています。