akihiro kondo architecture 近藤晃弘建築都市設計事務所

中間検査完了しました/大阪府吹田市

中間検査吹田の家_木漏れ日のプールサイドハウスは確認申請機関及び瑕疵担保保険の中間検査を受け、合格しました^^中間検査では主に外壁からの離隔距離や耐力壁の位置や長さ、金物のチェックを行います。

筋交いにて耐力壁を確保した上で、外壁も構造用合板貼りとしているので、最低のところでも建築基準法での必要壁量の1.5倍を確保できています。また、今回は特にご要望がありましたので、油圧式の制震ダンパーも数本採用しています^^

壁が立ち上がってきましたので、だいたいの空間が見えてきました。これから、サッシ取り付け、外壁雨仕舞い、外壁サイディング貼り、設備配管設置、吹付断熱と一気に進んでいきます。

光と建築/大阪府吹田市

吹田の家_ルーバーリビングのコピー光と建築の関係。特に、室内にどうやって、また、どのように光を取り込むかについては古くから建築の議論の中心にあり続けています。

私が特に感銘した、ローマの「パンテオン」ではドームのてっぺんからトップライトによって光を取り込んでいて、光の状態が刻々と変化しながら、室内に入り込みます。そしてその光が映し出す室内の情景は、絵画のように幻想的で、美しい空間となります。

吹田の家_木漏れ日のプールサイドハウスでは少し変わった「光の状態」をつくりたいと考えています。細く、細かく連続する梁の隙間から直接落ちてくる光、梁の側面に当たり、間接光となり柔らかく広がる光、森の中の木漏れ日を歩いているような感覚にしたいと考えています^^

木漏れ日の中を螺旋階段で上に上がって行く、なかなか優雅ではないでしょうか。

祝上棟!そして建築家とは/大阪府吹田市

祝上棟_吹田の家のコピー

おめでたいことに、吹田の家_木漏れ日のプールサイドハウスが上棟しました!立ち上がったヴォリューム感は以外と小さく、私的にはとても良い感じだな〜とニヤニヤしてしまいました^^

建築家にとっては、建物が小さく見える方が、良いのことなの??っと理解できない方もいらっしゃるかもしれませんが、建物が小さく見えるということは、廻りの風景を壊さないことに繋がります。以前からそこにあったような、その土地に馴染む建物なっているかどうかは、とても大切なことだと思っています。

ただ、こんなことは、もしかしたら誰も気付いてくれない、建築家にとって、本当にささやかな喜び、のようなものかもしれませんね^^

基礎工事打ち上がり検査/大阪府吹田市

吹田の家_基礎打ち吹田の家_吹抜のプールサイドハウスの基礎の打ち上がり検査にいってきました。しっかりとしたコンクリートが奇麗に打てていて一安心、ありがとうございました^^今回はフラット35に適合させますので、基礎の立ち上がりはGLから400mmとしています。

このまま天候に恵まれ、順調に進んでくれればなぁと思いながら、そのためにも設計図の確認と検討を繰り返していかないとと、気の引き締まる思いです。プレカット図や鉄骨階段のチェックも終わっていますので、これから屋根、外装、内装を検討していきます^^

吹抜のプールサイドハウスは、デザイン検討する間に吹抜感というより、そこから落ちる「光」にデザインがシフトしていきました。そのためタイトルを改め「木漏れ日のプールサイドハウス」とさせていただきました。

金箔貼りの和室/大阪府吹田市

金箔和室吹田の家_吹抜のプールサイドハウスの和室のデザインの最終検討をしています。2階にある和室は北側高度斜線の影響で、3寸ほどの勾配天井となります。勾配天井の和室はあまり例がなく、どうしても和室っぽくなくなってしまう印象があります。もちろん伝統的な和室、というものではなく、和モダンと言われる新しい和室とする予定ですが、居心地はいわゆる伝統的な和室、を踏襲したいと考えています^^

今回のテーマは、勾配天井をうまく利用しながらも、伝統的な和室の居心地の良さのある空間です。そのためにはスケール感や素材の検討を繰り返しています。

壁天井の全面に柔らかく光を吸収する月桃紙の貼られたヌメ〜っとした空間に、地窓と高窓から光を呼び込みます。光と影のコントラストをつくりながら小さな床の間にはスチール製の違い棚と色と木目の美しい栗の床板。そして床の壁には金箔を貼ることに。ぼんやりとした空間の、素朴で居心地の良い落ち着いた和室を目指します。

プレカット図面チェック/大阪府吹田市

Yプロ プレカット断面_ページ_15吹田の家_吹抜のプールサイドハウスはプレカット図のチェックに入っています。プレカット図とは製材された木材を工場で加工(長さや継ぎ手や仕口の加工)するための図面で、この図面により建物の構造体が決定される大切な図面です。

構造検討をした設計図と一致しているか、施工は問題なくできるか、最終の仕上がりはうまくいっているか、などをチェックしていきます^^

地盤調査/大阪府吹田市

地盤調査_吹田の家 吹田の家_吹抜のプールサイドハウスの地盤調査を行いました。今回は一般的なスウェーデン式サウンディング試験としました。

調査報告書を見ると、部分的ではありますが、根入れ深さより深い、地盤面より1m程度下に自沈層が見られたため、地盤改良をすることにしました。柱状改良を行うことで、しっかりとした地耐力の地盤とし、基礎工事に入ります^^

 

<スウェーデン式サウンディング試験の測定方法>

鉄の棒(ロッド)の先端に33mmの円錐形をねじったようなスクリューポイントを取り付け、それを地面に垂直に突き立てます。500N(50kg)・750N(75kg)・1kN(100kg)と荷重を掛けた時点で静止状態による沈み込みが無ければロッドを回転させ、25cm貫入するのに半回転(180度)で何回、回転したかを測定します。貫入状況(自沈状況、回転量)で地盤の支持力を評価する測定方法です。

 

<表面波探査法の測定方法>

ちなみに津の家_おおきな屋根を楽しむ住まいで行いました、表面波探査法の測定方法は、計測点で起震機より70kg程度のおもりを落下させることで振動を起こし、2カ所に設置された受信機でそれを受信します。固い地盤は振動が早く伝わる、柔らかい地盤は振動が遅く伝わる、という性質により地耐力を解析する方法です。このときは建物の四周+中央部の5カ所で探査し、それぞれの根切り底部分(GL-500mm)での地耐力を確認しました。

構造図チェック/大阪府吹田市

構造図_吹田の家確認申請&フラット35の申請とも確認済証をいただき、吹田の家_吹抜のプールサイドハウスはひとまず着工です。

着工に伴い基礎工事やプレカット工事のために構造図の最終確認を行っているのですが、今回は木造在来工法で思い切った架構としていたり、構造材がそのままデザインとして見えてくるので、特に慎重に架構を検討していきます。

今回のテーマはズバリ「架構×光」です、美しく印象的な光が架構の中に落ち、乱反射するイメージです^^

打ち合わせの帰り道/大阪府吹田市

春の息吹吹田の家_吹抜のプールサイドハウスは集中的に打ち合わせを重ねています。風致地区申請、確認申請の事前協議も終わり、ようやく確認申請&フラット35申請に入ります。

そんな打ち合わせの帰り道、春の息吹を感じる場所を通りました^^黄色い、何となく懐かしい草花。たしかきっと、小学生の理科の時間に習うような花。

もうすぐ、春です!!

イメージパース/大阪府吹田市

廻り階段_リビング_吹田の家吹田の家_吹抜のプールサイドハウスのラフなイメージパースを作成しました。ラフとはいっても、デザインを確認するにはとても良いツールで簡単に立体を確認できたり、納まりを確認できたりします。

2Dでは奥行きがどのように見えるのかが分かりにくいので、気になるところを重点的に確認することができます。

吹き抜けにかかるルーバー梁、廻り階段、中庭のプールなどなど、かなり要素のおおい住まいとなりました。4月着工を目指して確認申請に進んでいます^^

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about us

私たちは、デザインで日常をよりゆたかにすることをコンセプトに建築を手掛けています。
「自然」との関わり、「まち」との関わり、「人」との繋がりを想像し
自由にふるまえ、永く愛着のもてる、日常を楽しむことのできるデザイン
「シンプル」で「ゆたか」な、建築をつくりたいと考えています。

建築づくりは、クライアント・設計者・施工者がコミュニケーションを重ねながら進めていきます。
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信頼関係を築いていくことが、何より大切なことと考えます。
ひとつひとつのコミュニケーションが、安心感や納得度につながります。
私たちはクライアントとともに考え、つくっていきたいと考えます。

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近藤晃弘建築都市設計事務所は大阪・神戸・京都を中心に、日本全国で建築の設計監理を行う設計事務所です。常に建築のプロフェッショナルであることを自覚し、デザイン、テクニカル、コスト、全てにおいて責任のある設計を目指し、きめ細やかなサービスを心がけています。

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