生きた建築ミュージアム/大阪府大阪市
先日、大阪市が主催しています、「生きた建築ミュージアムフェステバル」に参加してきました。大阪市内で近くにあっても、普段は見れない建築を見れるということで、いくつか散策してきました。
印象的でした、安藤忠雄さん設計の「日本橋の家」は、3層吹抜のおおきなスリガラスの空間(リビングなのでしょうか?)に光が入り、固いコンクリートの壁面を、美しく、そして柔らかく照らしています。コンクリートの質感まで変えてしまう光の面白さと、小さい建物ならではの細やかなスケール感が心地いい、落ち着いた空間でした。
次に印象的でした1925年竣工の「船場ビルディング」はレトロで活気のあるオフィスビルです。エントランスを入ると中庭があり、緑が植えられていました。この中庭空間は荷馬車などを引き込むために設けられたそうで、今となってはとても貴重で、気持ちの良い空間でした。
中庭に面してオフィスが向かい合わさっています。何ともいえない良い雰囲気です。
地階への階段手摺には間接照明もありました。
更に屋上には庭園がありました。ここで打ち合わせとかできたら、気持ちが良さそうです。空きがでたら事務所を移転したいな〜と、企んでいます。