奈良の家のイメージを模索しています。

モダンだけれど落ち着きのある素材や質感、スケール感のある居心地の良い空間、調和のあるカラースキーム、内と外の繋がり、面白く豊かなシークエンス、緑や光の見え方、入り方、様々な要望や漠然としたイメージを繋ぎながら、少しづつ、形になってきました。

豊中の家＿眺望の家はお施主様のご厚意で完成見学会を行わさせていただきました。現在計画中のお施主様を中心に、OBのお施主様、設計のお知り合いなど１０組程度の方々にご覧いただくことができました。

計画中のお施主様とは、実際にご覧いただくことで細かな仕様のご確認や、サイズ感の確認や、素材感の確認など図面やサンプルだけではご確認いただけないところを見ていただくことができました。OBのお施主様は単純に建築を楽しんでいただいたり、私たちの工夫したところやデザインの進化をご確認いただくことができました。

もう少しでお引き渡しとなり、寂しい限りではありますが、このような貴重な機会をいただけたことを本当に嬉しく思います。もう少し工事は続きますが、気を引き締めて進めさせていただこうと思います。

豊中の家＿眺望の家は外構工事にかかっています。長いアプローチはシャロにもなりますので、コンクリート敷きとし、大きめのスリットにはごろた石を敷き詰めていきます。長いアプローチから建物が少しづつ見えてくるシークエンスがとても楽しいです。