階段の空間/大阪府吹田市
吹田の家_緑と中庭のリゾートハウスの階段のある空間が美しいです。陰影と光の中、緑や空を見上げながら、階段を2階へと登ることができる。そんなイメージでデザインさせていただきました。これから天井の板貼り、床のタイル貼り、クロス貼りへと進んでいきます。
吹田の家_緑と中庭のリゾートハウスの階段のある空間が美しいです。陰影と光の中、緑や空を見上げながら、階段を2階へと登ることができる。そんなイメージでデザインさせていただきました。これから天井の板貼り、床のタイル貼り、クロス貼りへと進んでいきます。
吹田の家_緑と中庭のリゾートハウスは外壁のサイディング工事を進めていただいています。外壁はホワイトの吹付コテ塗りとグレーブラックの錆色の混じったインパクトのあるタイル貼りの計画です。タイル貼りはより、カチッとした仕上がりになりますので楽しみです。
中庭側の外壁も貼っていただいています。中庭廻りもホワイトの吹付コテ塗りとタイルの組み合わせとなり、高級感があります。中庭は緑と光のある空間となります。特にエントランスは光の美しい、特別な空間となりそうです。
内部では天井板貼りの下地合板を貼っていただいています。この上からウェスタンレッドシダーの羽目板を貼っていただきます。羽目板を貼りますと内部外部の繋がりや、素材感も見えてくる、大工さんの腕の見せ所です。
吹田の家_緑と中庭のリゾートハウスは階段の踏み板を仮で取り付けいただき、階段の仕上がりイメージが見えてきました。階段をぐるりと登りながら、外を眺めることのできる、楽しく、美しい階段を考えさせていただきました。
エントランスにも敷地の高低差の関係で数段の階段があり、そこから見上げるように視線が導かれるので、とても面白く、物語のある空間となりそうです。
玄関の庇も設置が完了しています。建ぺい率に触れないよう、出を1000mmとさせていただいています。ブラックに塗装し、当事務所では定番の納まりになりつつあります。
内部では断熱材の充填や電気工事を進めていただいています。位置も入念に確認してから壁を塞いでいきます。勾配天井に大きな窓が印象的な寝室は、ヘッドボードの間接照明、シーリングファンやペンダントライトのある空間となります。
吹田の家_緑と中庭のリゾートハウスは階段の取り付けを行っていただいています。棟上げ時に階段を組み上げて設置することも多いのですが、今回はいくつかのパーツに分けて、溶接し繋げていく設置方法にされています。
階段をぐるりと廻りながら、中庭を楽しむことができるように、思い切って大きな窓を設けさせていただきました。お施主さまにも見ていただき、喜んでいただけたようで良かったです。
2階では電気屋さんにより電気配線やボックスの設置工事を進めていただいています。コンセントやスイッチ位置や照明の系統は、お施主さまと一緒に現地にて確認させていただきました。着々と工事が進んでいて、良い感じです。
吹田の家_緑と中庭のリゾートハウスは天井下地を進めていただいています。天井下地ができましたので、各お部屋の天井高さや間接照明、カーテンボックスのイメージが分かってきました。
2階廻りは北側斜線の影響で、勾配天井部分も多いので、細かく高さ関係を打ち合わせさせていただきました。設計図通り、問題なく進めれそうでしたので、ほっとします。勾配天井は屋根裏部屋感があり、とても面白い空間になります。楽しみです。
吹田の家_緑と中庭のリゾートハウスはサッシ枠の取付けが完了しています。サッシ枠が取り付きますと、光の入り方や外の見え方が分かり、よりイメージが見えてきます。
エントランスにはスケルトン階段を上がりながら外が見えるよう、大きな窓を設けさせていただいています。ここは緑も植えていただくので、とても気持ちの良い空間となる予定です。
リビングの大きな窓はデザインとしても採光や通風としても重要で、カーテンボックス含め、細かな納まりを検討し、進めさせていただいています。この辺りがバッチリ納まりますと、なかなか爽快です。
寝室は天井が高いので、窓形状も無目を入れ、高い天井なりにデザインさせていただきました。正方形の大きな窓で、より象徴的な空間になるのではないかと思います。
南側の廊下にも窓を設け、廊下を挟んだ子供室にも光が入るよう、子供室に室内の窓を設け、工夫し、検討させていただきました。
工事が徐々に進んでいき、楽しみが増えていきます。
吹田の家_緑と中庭のリゾートハウスは無事、中間検査に合格いたしました。土地が南北からちょうど45度、角度がついていますので、北側斜線が2方向からかかってきます。また、道路から1m程度上がった土地で、平均地盤面も下がってくるため、軒高制限も厳しくかかってきます。そのような条件でしたので、軒の位置の決定や、屋根形状の決定、棟位置の検討が複雑になりました。
プレカット図では確認していましたが、実際に見ますと、難しいところもしっかりと納められていることが分かりました。
設計検査では、金物や耐力壁、筋交いや火打梁などを、設計図書をもとに、ひとつひとつ確認していきました。引き続き打ち合わせを行い、進めていきます。
吹田の家_緑と中庭のリゾートハウスはめでたく、上棟を迎えることができました。上棟の様子も見ることができ、とても楽しいひとときでした。大工さんプレカット屋さんの手際が良く棟上げは1日で完了することができました。
その後、お施主さまとご一緒に見学、上棟のご挨拶、お弁当をいただきました。設計のお打ち合わせの中ではお話しできないようなこともお話でき、ほんわかした雰囲気で楽しませていただきました。お気遣いいただきましたお施主さまに感謝です。
これから工事が本格化していきますので、慎重に、間違いのないように、より良い形でお引き渡しできるよう、頑張らさせていただきます。
一部、難しい架工のところがありました。プレカット打ち合わせ時も考えさせていただいていましたが、実際に見ても、複雑です。番付が、とても難しいです。
吹田の家_緑と中庭のリゾートハウスの配筋検査をさせていただきました。道路と宅地には、高低差が1mほどありますので、一部、高基礎のある基礎構造となっています。配筋検査が終わりましたら、型枠を建てて、コンクリートの打設となります。スラブのレベルが3種類ありますので、2回にわけてスラブのコンクリートを打ち、最後に立ち上がりを打たせていただく予定です。
いよいよこれから工事が本格化していきますが、計画で打ち合わせいただきましたお施主さまの想いを大切に、素晴らしいお住まいにできるよう尽力させていただきたく思います。
吹田の家_緑と中庭のリゾートハウスは擁壁工事の掘削からスタートしています。既存が1m以下の任意擁壁ではありますが、CB造でしたので、コンクリートにてやり替えせていただきます。お費用はかかりますが、とても安心です。
まずは、地盤改良の後に土間コンクリートの打設、墨出しと進めていただいています。その後、配筋と型枠を建て込み、コンクリートを打設します。
次に、ベースのコンクリートを打設します。その後、内枠を建てて、立ち上がりのコンクリートを打設します。遅延材により、レイタンスの除去することで、ベースと立ち上がりが一体となるように施工させていただきました。
内枠を建てて、コンクリートを打設、養生期間を経て、脱型、排水のために透水管を施工していただき、埋め戻し、と進めさせていただきました。
これからいよいよ、基礎工事に着手していきます。基礎工事も若干の高低差があり、難しいと思いますが、慎重に進めていただきます。
私たちは、デザインで日常をよりゆたかにすることをコンセプトに建築を手掛けています。
「自然」との関わり、「まち」との関わり、「人」との繋がりを想像し
自由にふるまえ、永く愛着のもてる、日常を楽しむことのできるデザイン
「シンプル」で「ゆたか」な、建築をつくりたいと考えています。
建築づくりは、クライアント・設計者・施工者がコミュニケーションを重ねながら進めていきます。
ご要望やご質問がありましたら、おっしゃってください。誠心誠意お答えさせていただきます。
信頼関係を築いていくことが、何より大切なことと考えます。
ひとつひとつのコミュニケーションが、安心感や納得度につながります。
私たちはクライアントとともに考え、つくっていきたいと考えます。
一級建築士事務所 近藤晃弘建築都市設計事務所
近藤晃弘建築都市設計事務所は大阪・神戸・京都を中心に、日本全国で建築の設計監理を行う設計事務所です。常に建築のプロフェッショナルであることを自覚し、デザイン、テクニカル、コスト、全てにおいて責任のある設計を目指し、きめ細やかなサービスを心がけています。