akihiro kondo architecture 近藤晃弘建築都市設計事務所

夕景の撮影/兵庫県三田市

三田の庫裏_光を取り込むリノベーションはお引き渡しの前に、撮影の機会をいただきました。改修部の庫裏と本堂とを繋ぐホールは収納空間になっています。

そこから渡り廊下で書斎や本堂と繋がります。渡り廊下は侵入防止用に元々のデザインを活かしながら柵を設けさせていただきました。

書斎からは中庭を眺めることができる気持ちの良い空間です。

本堂との外観は、本堂に溶け込みながらも、墓地を照らす照明のように、主張しないデザインを考えさせていただきました。

夕方からは庫裏の間接照明により、境内を柔らかく照らしています。

外壁に植物の影が写り込んでします。

本堂に寄り添うように庫裏が佇みます。お施主さまご竣工おめでとうございます!

お引き渡し/兵庫県三田市

三田の庫裏_光を取り込むリノベーションはお引き渡しの前に、撮影の機会をいただきました。天候は雨のち曇りという感じで少し残念ではありましたが、しっかりと撮影させていただきました。

お住まいになられるまでに、少なくとも2年程度あるのですが、ホワイトをベースにアッシュのフローリング、ホワイトの石目調タイルの空間に、どのような家具を組み合わせていただけるのか楽しみです。

階段はスチール階段とさせていただき、細かめの縦桟のデザインとさせていただきました。照明にもブラックのラインを入れさせていただき、しまった印象とさせていただきました。

リビングからフリースペースを見返します。窓からは生垣が見え、向こう側の視線が気になりにくいです。

床に間接照明を設けさせていただき、オーク羽目板貼りの壁面を照らします。

スチール階段からリビング、フリースペースを見ます。

スチール階段のデザインには特にこだわらさせていただきました。お引き渡し前、お子様が何度も何度も楽しそうに、上り下りされているのが、とても嬉しく思いました。

周囲が隣地建物で囲まれていたので、どのように光を取り込めるかを考えさせていただきました。南側に多くの窓を設けさせていただくのに加え、南西側に丁度視線の気にならない箇所があり、そちらからもたくさん光を取り込めるように考えさせていただきました。

2階へ上がるスチール階段、オリジナリティもあり、良い感じです。

キッチンは母屋がメインとなりますのでシンプルに、明るく爽やかな木目をご選定いただきました。

キッチン廻りには電話を置いたり等できるようなニッチや収納スペースを設けさせていただきました。

トイレはライトグリーンと木目の空間にヘリンボーン貼りで、奥さまからの北欧のイメージで考えさせていただきました。良い感じに仕上がりました。

洗面台も木で作成させていただきました。お部屋の雰囲気とも合います。

2階は寝室やお子さまのお部屋になり、明るく気持ちの良い空間を考えさせていただきました。

当初は新築とリノベーションの両方で考えさせていただきましたが、役所等との協議の中で、なかなか新築はハードルが高い事がわかり、リノベーションにて進めさせていただきました。また、ちょうど、コロナ禍ということで打ち合わせも延期せざるをえなかったり、工事用の重機や資材搬入の問題なども、根気強く、一つ一つ問題を解決しながら進めさせていただきました。

大変なこともありましたが、お引き渡し迎えることができ、嬉しく思います。

本堂との関係/兵庫県三田市

三田の庫裏_光を取り込むリノベーションは本堂との関係を考え、設計させていただきました。色合いを合わせたり、高さを抑えたり、夕暮れからは灯籠のように、本堂の横に佇むように考えさせていただきました。夕景はどのように見えるか特に楽しみです。

仕上げ工事/兵庫県三田市

三田の庫裏_光を取り込むリノベーションは仕上げ工事に入っています。クロス貼りとタイル貼りが完了しています。縦のラインを意識したデザインに磨きタイルが良いアクセントになっています。光をどう取り込むかを考える中で、磨きタイルという選択肢はとても良かったと改めて思いました。

下地工事/兵庫県三田市

三田の庫裏_光を取り込むリノベーションは下地工事が完了し、これから仕上げ工事に入ってきます。打ち合わせ通りに下地工事を進めていただいていますので、あとは、しっかりと仕上がりを確認し、進めさせていただきます。

外観も見えてきました。シンプルで本堂の邪魔にならないような外観を意識しました。夕暮れからは本堂を灯す、灯籠のような役割も果たしますので、そちらも楽しみです。

階段が取り付きました/兵庫県三田市

三田の庫裏_光を取り込むリノベーションは大工さんの造作工事が進んでいます。そんな中、ようやく鉄骨階段を取り付けていただくことができました。リビングのデザイン要素として、縦の直線を考えさせていただいていますが、それに合わせて、縦のラインを意識してデザインさせていただきました。

片側ササラとすることで、コストと施工性を考えさせていただきました。スチールはブラックに塗装し、オークの踏み板を取り付け、階段は完成となります。楽しみです。

ボード下地工事/兵庫県三田市

三田の庫裏_光を取り込むリノベーションは内部ではボード貼りの工事を進めていただいています。徐々に空間が現れてきて、光の入り方や広がりを感じつことができ、とても楽しいです。

外部では外壁のサイディング貼りを進めていただいています。ホワイトとブラックの外観は、本堂を意識してデザインさせていただきました。お墓を照らす、灯篭のような役割もある、楽しみな外観です。

断熱の完了/兵庫県三田市

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三田の庫裏_光を取り込むリノベーションはサッシが取り付き、断熱工事を完了しています。これから設備が入ったり、天井下地をつくっていったり、フローリングを貼っていきます。

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バルコニー廻りも防水工事が完了しています。大きなバルコニーからは南側からの光が入り、とても暖かいです。

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中庭に面した書斎も下地が仕上がりつつあります。中庭に面するサッシは既存を利用しますが、大きな窓で中庭も楽しめます。

上棟の確認/兵庫県三田市

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三田の庫裏_光を取り込むリノベーションは無事上棟を迎えることができました。今回はお施主様がご住職様ですので、仏式で上棟式を執り行わさせていただきました。仏式での上棟式は新鮮で、また、お施主様でもあり友人のS君の勇姿も見ることができ、とても楽しめました。

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見るからに、しっかりとプレカットが組まれ、気持ちが良い軸組です。これから工事は本格化していきますので、緊張感を持って、しっかりと、進めさせていただこうと心に誓いました。

基礎補強工事完了/兵庫県三田市

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三田の庫裏_光を取り込むリノベーションは基礎補強工事が完了しました。しっかりと打てていて、見るからに安心感があります。また、今まで悩まれていました湿気も、防湿コンクリートを打つことで、解決してくれると思います。

基礎コンクリートが完了し、土台敷き、棟上と進んでいきます。

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その他の下地関係も進めていただいています。中庭に面した書斎は、防湿コンクリートを打ち、下地関係をやりかえ、断熱し、仕上げていきます。

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私たちは、デザインで日常をよりゆたかにすることをコンセプトに建築を手掛けています。
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近藤晃弘建築都市設計事務所は大阪・神戸・京都を中心に、日本全国で建築の設計監理を行う設計事務所です。常に建築のプロフェッショナルであることを自覚し、デザイン、テクニカル、コスト、全てにおいて責任のある設計を目指し、きめ細やかなサービスを心がけています。

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