吹田の家_緑と中庭のリゾートハウスは完成見学会の後、お施主さま確認、設計者確認を終え、いよいよお引渡しとなります。外観ファサードのブラック系の錆石調タイルと杉板型枠のコンクリート打ち放し塀、ホワイトの塗装は、良いコントラストの組み合わせとなりました。
存在感を持ちながら佇んでいます。外構のコンクリートやルーバー、ガレージシャッターなどが完了しますと、より締まった外観ファサードとなります。もう少しです。
玄関ドアを開けると階段ホールを通して、中庭や空が目に飛び込んできます。光と緑を取り込むことのできる空間となります。磨きタイルとすることで、光が美しく反射するよう考えさせていただきました。
キッチンはデクトン(ウルトラセラミックストーン)のホワイトマーブル磨きのカウンターにブラックのマットなメラミンを組み合わさせていただきました。ツヤ感がとても高級感があります。壁のタイルもホワイトのカウンターに合わせて検討させていただきました。
キッチンから中庭を見ます。設計GLから3000mmほどの高さの塀を立てることで、プライバシーを気にしなくてもよくなります。また、タイルや庇が伸びることで、LDKと中庭が繋がります。
LDKと中庭が伸びやかに繋がります。春先に緑を植えていただくのが待ち遠しいです。
中庭は空が広がり、光の入る空間です。また、中庭からはエントランスホールやスチール階段、ペンダントライト、外観のタイルも見えてくるのがとても嬉しいです。
リビングの扉は4種類のガラスを組み合わせさせていただいたステンドグラスの扉になります。エントランスから光が入り、キラキラと輝き、とても綺麗です。
お施主さまとは、土地のご購入の時からご相談いただきました。初めてご連絡いただき4ヶ月ほどで土地が決まってから、1年10ヶ月ほどいただき、お引き渡しとなりました。たくさんのお時間をいただいたこと、臨機応変にご検討いただけたことなど、感謝しかありません。途中、コロナの影響で思うように見積もり等を進められないこともありました。ウッドショックや急な円安で様々なものの値段が上がるという想定外のこともありました。
大変な世の中で、家づくりという、本当に貴重なお時間を共有させていただきありがとうございました。もう少し工事は続きますが、頑張らさせて下さい。